大根で道を教えけり

 山田詠美『吉祥寺ドリーミン』読了、★★★★★。ゴシップ系の女性誌に連作中のエッセイを纏めた本で、メディアで目に・耳にして(悪い意味で)気になった言葉・言い回しについて筆者が苦言を呈するというのが一応の設定。なんですけれどもそれよりも筆者・エイミィの生活の些事を覗き見する方が楽しくて、彼女が『一汁一菜でよいという提案』だったりリュウジおにいさんだったりを気に入っておられるという情報はとても嬉しい。

 土曜半ドン、今日の仕事は時間割に関するもの(教務部長地理先生と協働)が1時間、文章執筆(学年通信に載せる激励文。ここで、2月のコロナ罹患を生徒・保護者に明かします)が30分。残りの時間は二次試験の添削。

 北海道直送(51回生O氏)の野菜定期便、3月からは一旦ストップすることになりました。私が望んだのではなく、O氏の方から春以降は野菜の種類が限定的になるので定期便にするよりも単品で購入した方が良いというご提案があったのです。3月以降に届く(予定の)商品ラインナップのお知らせを待つことに。
 で、北海道大根を使い切った後、自宅前の「Gスーパー」で投げ売りされていた大根(1/2本)を購入しまして、昨日は大根おろしを鯖に添えて、今日は昨日仕込んだポン酢漬け(リュウジおにいさんのレシピ)を小鉢に出したんですけれども……おろしたり切ったりという段階からその水っぽさが判ってはいたんですけれども、判って食べてみれば「成程!」と。不味いとは言わないまでも、北海道直送のものの見事さの違い、歴然です。我ながら「チェッ、しょってらぁ!」って感じではありますが。

 2/19の「自粛御膳」。
 小鉢2種~鯛煮付け~雑炊。