と言いたかったけど気がつかないふりをして気をつかってた

 橋本環奈さんの新型コロナ感染、これはショック。17日のPCR検査で判明だということは、5/24(火)のチケット(橋本さん主演回)は払い戻しになりますかね。勿論、ご本人のご快癒が最も大切ですが、楽しみにしていた舞台ですのでやっぱり残念。

 『合格体験記』の原稿の〆切が迫り、原稿が続々と届きます(今年度は諸事情あって進路指導部ではない私のメアドが原稿送付先になっています)。全ての原稿を校正しなくてはならないのですが、これは定期テストが始まってから。私の場合、表記の統一やミスの訂正は行いますが、基本的に内容の「検閲」は一切行いません。多少の学校批判は流しますし、恋愛だって書きたいなら書けばいいじゃん、と。但し、友人の悪口非難は避けて欲しい。一度、ある回生の文系某氏が自分のクラスの受験態度を手ひどく批判した文章を書いてきたことがあり、ぶっちゃけ客観的にはそう的外れでもない内容だったのを、一応本人の覚悟を確認した上で掲載したことがありますが、あれが良かったのか良くなかったのかだけは未だに判りません(追跡はしていません)。

 2~6限に高3漢文の授業。定期テスト直前なので、試験範囲のプリントを整理するという名目で授業の最後10分弱を自習にして、その間に授業中に説いたセンター過去問の採点集計を行いました(授業の最後に返却しました)。私の授業、配布プリントがかなり多い方なので(教科書・ノートは用いずに全てプリント教材にするので)、少しは整理する時間が必要だと思うんです。

 さて、本日のメインイベントはお鮨。不惑を過ぎ厄年に突入するこの時期に、分際を超えた敷居の店を幾つか訪問しようキャンペーンをはっているのですが、旅行先で幾つか訪問しながら足下のK市ではまだ冒険していない。そこで、1ヶ月以上前に予約を入れて、市内屈指の高級店「Y」を訪問しました。

 5/17は「自粛御膳」をお休み、初訪問の鮨「Y」で独酌。
 ◎大羽鰯酢〆(以下、摘まみ数品)
 ◎蝦蛄・赤雲丹
 ◎初鰹藁焼(玉葱醤油)
 ◎焼鮎リエット・紅蓼スプラウト
 ◎鮃(以下、握り)
 ◎障泥烏賊
 ◎車海老
 ◎雲丹軍艦(ここで赤出汁)
 ◎中トロ
 ◎赤身
 ◎小肌
 ◎タイラギ
 ◎貝(苦手で種類失念)
 ◎鯵
 ◎稚児鯛
 ◎穴子
 ◎鉄火・玉(追加)

 ヒノキのカウンター8席のみ、満員。カウンター以外の場所には光の当たらない暗めの照明、BGM無し。摘み数種と握りとのお任せコースで2時間強。人当たりの良い大将でしたが終始お料理に集中でお話は一言二言だけ。
 日本酒はペアリング形式でしたが在庫が4種類と少なめ(これでは1合ずつ一巡しても足りません)。佐賀「古伊万里 前」~滋賀「松の司」~福岡「繁桝(可也)」~福岡「若波」。「若波」の瓶は県内人気の寿司店3店舗が共同したという特別ラベルでしたが、内1店はお酒を出さない店(小倉の超有名店)だったんで名前だけ借りたな、って感じなのかな(大将同士が仲良しみたいです)。
 赤酢、シャリ小さめの握り。美味でしたが印象は薄いかも。どちらかと言うと、摘みの方が洋風も取り入れてて素敵でした。鮎のリエットなんてそこはかとなくジビエの雰囲気で青山「LATURE」を思い出したり。
 コース料金は伏せますが、小瓶ビール1本・日本酒4合半・追加の鉄火巻とだけで9990円の値付けでしたので、こないだの熊本「仙八」(同じもの、しかも日本酒は6合でしたが〆て6600円)と比べたら強気の程が知れます。日本酒の揃い(←気になる)とその扱い方(←もっと気になる。お弟子さんの仕事ではありましたが)も「う~ん……」だったんで、まぁ地元民の勉強だったってことで。

 帰って少しだけ飲み直し、健康睡眠。