月日は灯した 夢を吹き消して 静かにあなたを

 夜中の2時に喉の渇きで目覚めてスマホを見たら、最早「飲み友達」レベルで会ってる63回生Iくんから「合格しました」との報告ツイートが。九大法科大学院、こないだ7月に飲んだ時には「次はIくんの司法試験の合格祝いだ!」と言ってたんですが果たして。返事は明朝送ることにして二度寝

 4時半起床。本日は母君のお誕生日です。昨日、1年半寝かせておいた花蝋燭(2本)の内の1本をおおたか静流さんに捧げましたが、今日は母君のご仏前で灯すことにしました。図らずも2日連続で消費。なかなかに雰囲気も良かったですし、何本か買い足しておいても良いかな、と。今日のご仏前には、御飯・湯茶と一緒に日本酒のぐい飲みもお供え(母君はお酒を嗜まれないのですが)。

 7時前に出勤、本日7限特講の板書計画を。途中、前述のIくん及び「いつメン」のMくんに「パーリーやるよ! Iくんの行ける日に行きたい店に行くよ!」とメール。Iくんの合格祝いなので多少Mくんにも払ってもらいますけれども、大病院の研修医さん(2年目)だし少しだけグレードの高い店でも良いよね、と勝手に算段。Iくんからは「肉が食べたいです!」という腕白な返事が来たので、K市では知る人ぞの肉料理屋「A」(文化街の外れ)の肉尽くしコース8000円(料理のみで!)を押さえました。42歳はともかく26歳がホイホイと行けるとこじゃないとは思うんですけれども、お祝いですしね。

 1~4限は高3漢文(センター試験演習)の授業、放課後までは机仕事で添削、授業の板書計画、時間割業務。100%晴れ渡ると分かっていますが、念の為に10日の体育祭が雨天順延になる場合の来週の時間割変更案を作成しました(これが30分もかかるレベルの面倒臭さだった!)。
 放課後は東大理系漢文特講で、本日の教材は06年(この年から本文が文理共通に)彭乗『続墨客揮犀』、奇病・応声虫にまつわる逸話です。内容詳述はしませんが、この問題は(私が採点した場合はという限定付きですが)毎回ほぼ満点というレベルからほぼ0点というレベルまで得点の開きが(79年以降の40数年分の過去問の中では)最も大きくなる問題です(厳密書くと、30点満点は過去に居ませんでしたが0点は散見)。設問の中に人名の穴埋めをする珍しいものがあって、某超大手塾(権威!)による本にはこんな問題間違えるやつおるんかいな的な出題者への揶揄(或いは、受験生への煽り?)が書かれていたのですが、どっこいこの問題の正答率はそうは高くありません(06年本番の時の答案、結構酷かったんじゃないかなぁ、と想像)。

 17時の講義終了後は職員室で半分(設問3つ分)だけ添削を。やっぱり出来ははっきりと分かれるみたいですね。
 帰宅、入浴。翌未明の添削を前に自炊は諦めて疾っ疾と外出。

 9/07は「自粛御膳」をお休み、居酒屋「もりき」で独酌。
 小鉢2種~胡麻豆腐~パスタ(すき焼き風)。
 小鉢2種はどちらもマスター初挑戦の食材で、一方は糸瓜、一方は韓国の天麩羅だったのですが正直これはどちらも手こずったご様子。せっかく一日一食なんだからこれ! というものが食べたく。気を取り直して「お任せで日本酒に合いそうなパスタ」と言ったらすき焼きが出てきたんですがこれが本当に美味しくて驚く。パスタ(半折り)以外の具材は、マグロ・豆腐・エリンギ・白菜・人参・三つ葉