そんな偶然は起きる たくさんカフェがあるのに よりによって

 昨日に続いて今日も完全オフですが、今夜は飲みの約束があり、昼には観劇の予定があるので、昼からの「かしゃぷしゅ~」は無し。午前中は書斎で読書と書き物と(「オフ」なので邪道ですが、仕事もちょこっとだけ)。

 昼はシティプラザのグランドホールで舞台『垣根の魔女』。久本雅美演じる商店街のお節介お婆ちゃんが巻き起こすドタバタ人情コメディ。ベタベタのベタなので観てて恥ずかしくなるかなぁ、という懸念はあったんですけれども、出演者に惹かれてチケットを取りました。結果としては、ベタベタのベタで観てて恥ずかしくなるシーンもありましたけど、元(舞台だから高いです)は取ったな、という。
 初めて生の舞台で観た久本雅美の求心力は流石で、劇中のアドリブ共演者いじりでも、アフタートークの仕切りでも、終始観客の笑いを攫ってました(最後は懐かしの「よろちくび~」で〆)。室龍太(バク転あり)・錦織一清(演出のみ)に「イズム」を垣間見たり、独りだけプロポーションと所作と演技と歌声と(要するに全部)が違っている大和悠河に圧倒されたり、ラサール石井に「間に合った」り、と色々お得な舞台でした。

 喫茶店で時間を潰して、後輩数学先生との待ち合わせは17時。考えていた目的地は焼鳥「G」というK市を代表する癖強店だったのですが、年間3日程度しか休まない(予約は不可)この店が17時10分になっても開かなかったので諦めることにして、歩いて小料理屋「U」に行くことに。
 カウンターに2人並んで乾杯。「オフ」の飲み会でも話題っちゃあ今一緒に授業を担当している高3(72回生)のことに集中するに決まっており、例えばこないだ70回生理三Yくんに進路相談をお願いする為に連絡先を繋いだ理系Kくんの話題……をしている時に店に入ってこられたのがKくんのご家族だった……とかいう偶然ってあります? お姿を観た後輩数学くんが何だか片付かない顔をしてて「知り合い? 若しかして父兄?」と聞いてたらあちらからお声がけがありました(白ワインをボトルで奢って頂きました。多謝)。

 数学くんとは1軒でお別れした後、今日は行けるところまで行こうと思い立ち、文化街のライブバー「A」からスナック「S」、マスターと女将さんにご無沙汰のお詫びを。