Ahness of things

 よしながふみきのう何食べた?(21)』読了、★★★★★。
 文藝春秋編『美しい日本人』読了、★★★★。

 前夜が本格的な飲みだったこともあり、授業無しの本日は朝から2時間の年休。だらだらと寝ていても良いし、通常通り目覚めたら家事をしても良いし。今朝は6時前にしっかり目覚めてしまったので、お風呂掃除をやったり、作り置きを準備したり。茹でで薄切りしたゴーヤ、油を落としたツナ缶、千切りにした茗荷、この3つを混ぜてタッパーに保存したら、3~4日保ちます。その日食べる分を、都度毎にマヨネーズやポン酢やドレッシングやで適当に和えたらお酒の進むアテになるんです。母君はお酒を飲まれませんでしたが、これは(私が作るものの中では珍しく)褒めてくださいました。
 10時半、雨なのでタクシー出勤。今週・来週分の授業・特講準備を淡々と。

 夜は「もりき」カウンター、帰ってから缶ビール1本だけ飲み直し。
 鶴見俊輔『ことばと創造』(河出文庫)を少しずつ読んでいます。サラッと紹介されていた日本語の英訳が収穫だったので、ちょっと抜粋。「八雲は、アストンが『もののあわれ』を"Ahness of things"と訳したのに感心した。日本の怪談が八雲をひきつけたのも、ものそれぞれがつく『ああ』というため息が日本の怪談にこめられているからだった」(35頁)