くいしんぼうのカレンダー

 『おっさんずラブ-リターンズ-』のレギュラー全員続投を英語パイセンと喜ぶ。最初の報道の時(田中・林・吉田3氏の設定紹介)には徳尾さんが『私の家政婦ナギサさん』の二番煎じに逃げた(置きに行った)かと疑いかけたんですが、今日公開された他メンバーの設定はファンが喜ぶかどうかを考えてくれていそうで安堵。スタッフが作品世界を「私物化」して失敗した映画版(続編では「無かったこと」になってるのかしら)の二の舞だけは避けてくれますように。

 7時半に学校着、職員室で板書準備。1限が文系東大コースの二次対策授業で、今日の教材は09年文系の馬場あき子です。東大入試国語は、文系専用現代文のエッセイ風の出題では女性が書いた文章「も」使うんですね、第一問(文理共通現代文)では頑なに使わないんですが(この点は明らかに「男子偏重」です)。授業後は答案添削、時間割その他の仕事を半ドン終業13時まで。
 定時退勤、ちょっと寄り道をしてスーパー「M」を経由。米を含む食材に調味料、日本酒・焼酎を購入して(会計8000円!)、ぎゅう詰めの袋(Lサイズ)を両手に提げて帰宅。新潟「越路吹雪」という日本酒は未踏破の蔵でした。

 帰宅後は、ニラポン酢(ニラ・大蒜・豆板醤・ポン酢)を作成してから入浴。書斎で読書、書き物。16時に自宅を徒歩で出発して西鉄へ。書店で数冊の本(筒井康隆最後の掌編集)を購入して、17時予約の小料理屋「U」へ。鯖味噌煮~薩摩芋豚肉炒め~大根そぼろ餡~ゴーヤスライス~茶碗蒸し。
 近くの席のお一人様は、出身地の湯布院でホテル経営をなさった方だそう。引退後の今は悠々と絵を描いたり旅行を楽しんだり。話しかけられて様々な独り旅の想い出(小鹿田焼の里の更に山の上に3軒が居を構えた隠れ棚田があったとか、長門湯本の旅館の仲居さんに独り泊を珍しがられたので「死にに来たのではないのでご安心を」と応えたとか)を語ったら割合喜んで下さって、帰り際に手作りのカレンダーを頂いてしまいました。来年、母君のご仏前に掛けましょう。

 徒歩で帰宅、昼にスーパーで買っておいた刺身(切れ端を集めたやつ)にニラポン酢をかけたのを肴にして日本酒を軽く飲み直し。
 736蔵目・新潟「越路吹雪」(吟醸酒)。