「母さんが来たよ」

 学校には行かず、(ちょっとした散歩以外は)終日自宅で過ごします。午前中は書斎で読書、日記更新、そしてF校に関するボランティアの(内容秘密の)お仕事。筒井康隆『カーテンコール』を少しずつ。前作『ジャックポット』と重複収録された(余程話題になったのでしょう)「川のほとり」は食道癌のため51歳で亡くなった長男との対話(と、言っていいのかどうか……)を描いた掌編で、各誌各氏絶賛の感動作。但し、どこまで「体験が濃厚に反映され」(by新潮社)ているのかは留保ですよね、多分。実験理論を背景に、作り込まれてる。

 余ったキャベツと豆腐とをコンソメスープに。きりざい用の沢庵が切れたので次に買い足さないといけません。ホッケの開きはグリルで。少しだけ残った大根はふにゃふにゃになっていましたが、断面の円に内接する正方形、くらい分厚く皮を落としたらちゃんとした大根おろしが出来ました。ビールから日本酒、考えたら「越路吹雪」って凄い名前ですよね。最初は冷酒、途中から熱燗器を使って。

 加藤元浩Q.E.D. iff -証明終了-(26)』読了、★★★★。
 ジェーン・スー『戦いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』読了、★★★★。密かに(?)人気の『週刊文春WOMAN』掲載のインタビュー、13人の中で前のめりな興味があったのは一条ゆかりだけだったのですが、読んでみたら柴田理恵君島十和子辻希美山瀬まみ北斗晶など読み応えがあるものばかり(美容に興味がないので、美容家のインタビューは流し読みに近く)。インタビュアーに関しては知識ゼロなのですが、前書きの「淘汰者バイアス」という言葉の使い方からして素敵でした。文章・構成も巧み。

 日本酒の買い足しがてら上津散歩、60分。入浴、仮眠、書斎で読書。
 19時に2度目のかしゃぷしゅ~。日本酒と一緒に購入した刺身(4種650円が2割引きのやつ)を肴に。終わったばかりの『相葉マナブ』録画(毎年恒例らしい味噌づくり回)を消化して、前述の漫画を1冊。ちゃんと酔いが回ったら筒井康隆を読むのは勿体無い。歌詞カードを読みながら、中島みゆき研ナオコ

 明日が授業無し(会議デー)故の油断でしょうか、ふと時計を見たら22時近く。随分遅い時刻まで起きていたもんです。急いで就寝準備。