本日、最終日の「ジップロック・チャレンジ」の結果。Hさん家での忘年会に何か食べ物を買っていこうかと思ったのですが、セラー・冷蔵庫の中の日本酒(4合瓶2本)とビール(500mlを6本)とで充分と言っていただいたので、現金の支出はなしということになりました。
【設定】
①名目「おせち」/設定額「25000」/支出「25000」
②名目「忘年会」/設定額「3000」/支出「0」
【結果】
設定額「28000」/支出「25000」
というわけで、2週間続いた「ジップロック・チャレンジ」の結果、以下。
設定合計金額「237000」/支出額「195195」/差額「+41805」
結局、設定金額よりも多額の支出があった日は一日も無かったので、まぁ悪くない結果なんじゃないか、と(金額の設定の仕方がおかしかったのかもしれませんが)。
「G」のお節料理が2.5万円、書籍代が約3万円、驕りも含めて東京・博多での飲み代が約8万円、ニモカチャージが約1万円、日本酒代が1万円……っつったらそらその金額になるわなぁ。これだけの大金を(ニモカチャージ以外は)現金を見ずに動かし得るというのは怖いこと。今後も、クレジットカードの使い方については注意しないといけません。
毎年記録している年間の私的ベストをタイトルだけアップ。改めて4ジャンル20作品を眺めてみると、今年のラインナップの統一テーマは「やさしさ」と「反戦」と、ということになりましょうか。
先ずは、2023年に発売された新刊書籍から5冊。ベストはC。
A.今井むつみ・秋田喜美『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』
B.折坂悠太『あなたは私と話した事があるだろうか』
C.黒柳徹子『続 窓ぎわのトットちゃん』
D.筒井康隆『カーテンコール』
E.矢野利裕『学校するからだ』
職業を抜きにして面白かったA・E、特にF校以外の世界を全く知らない私ですので、学校の先生のエッセイ(E)を通して様々な学校に様々に魅力的な先生方が居られるということを知るのは必要なことだと思うんですね。正編を原作とした映画も傑作だったCが今年の読書における最良の収穫。
続いて、2022年以前に発売された書籍。ベストはAと迷ってB。単体の文章としてなら、Dに収録された「かるた」が群を抜いています。
A.阪脩『僕らを育てた声 阪脩編』
B.宝田明・のむみち『銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生』
C.筒井康隆・蓮實重彦『笑犬楼vs.偽伯爵』
D.鶴見俊輔『ことばと創造』
E.平松洋子『父のビスコ』
それぞれに戦争を知っている方々の肉声・直筆がA~D、孫であり娘である筆者の目を通して戦争世代が語られたE、純粋に面白かった順番に5冊を選んだら、偶然にもテーマが「戦争」になったのです。
今年発売の漫画(Dは2022年以前)。ベストはやっぱりE。Cは水木翁生誕100年記念の良い仕事です。
A.上山道郎『悪役令嬢転生おじさん』
B.おつじ『いびってこない義母と義姉』
C.水木しげる『決定版 ゲゲゲの鬼太郎』
D.三田織『僕らの食卓』
E.よしながふみ『きのう何食べた?』
DとEとはドラマも良かった。Aはアニメ化が決定したということで継続は力、Bの(モブすらまで含めて)善人しか登場させないという頑固さは清々しく。
今年発売のCDアルバム(Aは初CD化)。ベストはB。
A.研ナオコ『Naoko Mistone』
B.松任谷由実『ユーミン乾杯!!』
C.森口博子『ANISON COVERS』
D.矢野顕子『君に会いたいんだ、とても』
E.ヨエコ『ニューヨエコ』
とにかく岡村靖幸に痺れたBでしたが、後で考えたら「今だから」が古くないというのももの凄いことで(名曲なのかどうかは正直分かりかねますが、個人的には好きですし、名アレンジ・名演であることは間違いないと思います)。今年の事件はAの再販とEのウェルカム・バック。森口博子のカバーアルバムは「LOVE SONG」(種ともこ)だけでも買いです(あざとくて何が悪いの? というこぶしが聴き所でしょうか)。
以下、本日の日記……なんですが、始まりが遅くて午前11時なんです。流石に昨日は移動と飲みとで疲れ切ってしまい、日付跨いだ帰宅後の失神、目覚めたら9時前です。お風呂のお湯を溜めつつベッドでスマホを弄ったりTV雑誌を読んだりして、入浴後に着換えて母君のお供えを取りかえたら11時を過ぎていました。
「ジュンク堂」本店から時間指定で本が届いたのが13時、予め代金を預けていたHさんから懐石「G」のお節を届けていただいたのが14時。待っている間は書斎で机仕事・書き物。今日から4日間は活字に触れず(特に正月三が日は絶対に触れず)、1月4日に「読(よ)み初(ぞ)め」をするのが恒例です。2度目の入浴の後、今でお茶を飲みながら年末番組の消化・編集(部分消去)。
「G」のお節は冷蔵庫保存。10cm×20cmの3段、全ての食材が2つずつ入っている、1~2名用の「食べきりお節」と謳われています。記録用に、お重についていた「お品書き」を書いてみます(毎年中身は違うのですが、今年は栗金団が入っているので「当たり」の年です)。
【壱の重】〈祝い肴/焼き肴〉
・黒豆の赤ワイン煮
・子持ち鮎煮浸し・車海老艶煮・鮑柔らか煮・田作り諸子
・数の子粕漬け・自家製唐墨・芽慈姑・長老喜・萵苣軸と花人参松葉刺し
・銀たら幽庵焼き・鰈西京焼き・鰻の八幡巻き
・百合根厚焼き玉子・鶏松風・帆立貝柱燻製
【弐の重】〈煮染肴〉
・新竹の子・金時人参・蓮根と小判揚げ旨煮
・有平赤蒟蒻・どんこ椎茸・絹さや・鰹昆布巻き・伝助穴子有馬煮
・春告肴の松前煮・海老芋含め煮・玉湯葉白煮・梅麩
【参の重】〈酢肴/酒肴/箸休め〉
・茶振り海鼠梅花柚子・松皮鯛昆布締め・紅白蟹なます
・鰤かふら寿し・叩き牛蒡と海月の胡麻酢和え
・牛たん味噌煮込み・合鴨ロースすき煮
・栗金団の外郎
本日は、年末恒例となっているHさん家での年越し忘年会。前回は、日の高い内から始めたために最後まで(F校隣の「S寺」の鐘撞きに参加するまで)身体が保たず寝落ちしたという失敗で終わりましたので、今回は17時という極々真っ当な時刻にスタートすることにしています。H家のTVは勿論テレ東。参加者は、Hさん、Hさんジュニア氏、私、ジュニア氏マブダチ(郵便局員さん)、というこれまたいつもの4人。私はここぞの「村祐」「花陽浴」、及び「冬物語」を手土産に。16時半過ぎに到着して皿や食器の準備をお手伝い、料理は鍋(ブリしゃぶ・豚しゃぶ付き)・牡蠣フライ・茶碗蒸し・牛ステーキ・年越し蕎麦。
TVの懐メロ歌手にツッコんだり、郵便さんの年末年始業務について裏話を伺ったり、お駄弁りしながら呑んで食ってしていたらあっという間に時間は過ぎて、今日は年跨ぎに寝過ごすことはしませんでした……が、片道20分の徒歩移動の出発時刻を誤ってしまい、鐘撞き(ご近所さんが集まって鐘を撞かせてもらう)のには間に合いませんでした。本殿にて、年明けの説法を伺ってからカレンダーをいただいて帰還(住職Wさんへのお土産は勿論日本酒です)。
ずっと知りたかったことを郵便さんから教えてもらえたのが収穫。
7桁の郵便番号は町ごとに区分されてるんだから、住所には番地だけ書きゃいいんじゃないですか? という質問に対する本職さんからのお返事が「イエス」だったので満足満足。流石に宅急便(特に都道府県境を跨ぐような荷物)だったらきちんと全部書きますが、郵便局経由で配達する手紙葉書なら番地だけでいいじゃんと思ってる派(実際には町名から書くことにしています)。これまで、郵便局の窓口で、ちょいちょい(都道府県名・市町村名を)書き加えるように指示される度に違和感を持っていたのです(従いますけどね)。とまぁ、郵便番号をうっかり書き間違えてたりしたらお仕舞い、ってのもありますが。
あと、でっかいタワマンとかで、7桁のうち下2桁が階を表してるようなとこもあるという話には驚きました(申請したら郵便番号を変えることが出来る場合があるんですね)。