そろそろ日本酒で(なみなみおっけー) 〆はまださ

 「日本酒チャレンジ」延長戦、未踏破の蔵のお酒を30蔵飲む毎にリストアップ、前回の更新は5/17だったので、その後ぴったり2ヶ月で30蔵の初体験をしたという計算です。今回は独り旅に絡めた現地購入が無くほぼ全てが通販による初体験、Hさんの運転で連れて行っていただいた三筑「とどろき酒店」は収穫の多い素晴らしい店でした(また行きたいです。いつか「もりき」御用達の「久山酒店」にも)。それでは、今回は13回目の更新、361蔵目~390蔵目です。
 辛口やキレはノーサンキュー、上善如水とか言うなら水飲んどけと思う人間です。甘くてトロッとしてたり、酸が残ってたり、という王道off courseなタイプの酒に惹かれる人間ですので、集めた銘柄も評価もそういうものです。悪しからず。
 ★★★★★ 畏、飲んだら減るのが唯一の欠点、畏れ多過ぎて近寄れない。
 ★★★★  秀、家のセラーに1本あれば最高、背伸びして買っちゃおう。
 ★★★   優、居酒屋に置いてあったら信頼、普段使いはちょっと贅沢。
 ★★    可、1杯だけ飲んで次からは焼酎、世界線が当方とは異なり。

 【★★★★】
 千葉「総乃寒菊」(愛山50 Red Diamond)
 福岡「池亀」(純米酒

 【★★★】
 青森「情っ張」(純米酒 低圧搾り 直汲み)
 福島「磐城壽」(純米吟醸酒LM錨揚げ!!)
 福島「会州一」(無濾過純米生原酒)
 東京「刀美」(特別純米酒
 千葉「五人娘」(しぼったまんま)
 静岡「初亀」(純米吟醸 Blue)
 長野「井乃頭」(純米吟醸
 長野「豊香」(純米大吟醸 原酒)
 山梨「旦」(山廃純米吟醸 愛山)
 岐阜「白川郷」(にごり酒
 岐阜「三千盛」(純米大吟醸酒
 新潟「鶴の友」(純米酒
 福井「常山」(純米超辛)
 愛知「金鯱」(寒造り しぼりたて 特別純米生 貯蔵酒)
 愛知「白老」(2020BY 純米吟醸 夏のうすにごり生)
 和歌山「車坂」(山廃純米大吟醸 生酒)
 京都「金鵄正宗」(純米吟醸
 京都「香田」(特別純米酒
 岡山「粋府」(媛 純米吟醸
 岡山「大正の鶴」(RISING 赤磐雄町米)
 岡山「泡々酒」(ストライプ 発泡純米酒
 岡山「桃の里」(純米吟醸 極上寒造り)
 徳島「鳴門鯛」(純米原酒 水ト米)
 福岡「金襴藤娘」(吟醸しぼりたて)
 福岡「玉出泉」(TAMA 純米酒
 熊本「亀萬」(純米吟醸無濾過生原酒)
 大分「薫長」(日田純米)
 大分「豊潤」(純米酒 白麹仕込み)

 以下、本日の日記。

 63回生我らA組Eくん(のご家族)からお中元で「森伊蔵」一升瓶が届きました(定価購入なのでお気遣い無くとのこと。多謝)。同封のお手紙に「お友達と」と書かれていたので、昨日の観劇後に飲めなかった代わりに今夜お呼ばれするHさん家に朝の内にお持ちしたら、目を輝かせたHさんが「んまぁ~! 私、こういう時だけはいけのっちゃんはホントにF校の先生なんだって実感するの~!」って。だけて。

 昨日は夜が遅かったので確りと寝て(このために木曜のうちに今日の授業・特講については板書計画まで終わらせていました)、8時25分の始業ギリギリに出勤。1限が文系東大コースの二次対策授業(今日は82年の高橋和巳)、2~4限の間に添削を終わらせて半ドン後のSHRで返却。その後、一旦自宅に戻って家事・入浴。15時に学校に戻って16時から東大理系特講です。幾つかのフロアのクーラーは依然直ってはおらず、高3フロアも教室が全滅しているので、生徒も授業担当教員も学校中をボヘミアンしています。

 今日の理系特講は06年の宇都宮輝夫『死と宗教』、難しい問題です。嘗て『サワコの朝』に登場した林脩先生が「2つの別々の話が並行して進んでいる文章(大意)」と話されたのを観ましたが、その別々の2つの話に通底するものが何なのかをラスト120字で説明するのは至難の業でしょうね。
 因みに、この年の書き取り問題には「(死の運命に)ショウヨウとして従う」というなかなかに攻めた出題が。70回生には教え損なっていた語彙で、ほぼ壊滅状態(67回生の時には授業で2度ほど教えていたので正解率は高かったです)。「従容」の正解を書いた数名は天晴れ、「承容」は誤答ですがちゃんと考えている、「逍遙」は確かに先日授業で教えたけれども文脈を読もう、「称揚」「昇陽」ってのはもう死にたがりじゃないですか。

 7/17は「自粛御膳」お呼ばれ編@Hさん家。久々です。
 ざる蕎麦・鰻蒲焼・刺身漬け・肉じゃが・蛸酢・トマトスライス・小鉢1種。
 持ち込んだ「森伊蔵」は勿体ないということで今日は開栓せずお家にあった「白霧島」を。日本酒は、私が先日Hさんの誕プレに差し上げた山口「天美」を結局私も一緒になって飲みました。