佐賀県の場合は 「さがをさがそう!」

 祝日。朝(6時前)からずっと昨日の特講の添削、昼前に終了したので、学校に移動して(明朝のSHRで返却できるよう)担任団の先生の机上に答案を置きました(明日の朝は年休を取っているのです)。
 その後、机仕事を少しだけ。

 昼過ぎに、スーパーマーケット経由で帰宅。炊事の練習として魚の南蛮を作ってみることにしました。練習内容を具体的に言えば、①野菜(ピーマン・玉葱)を細切りにすること、②魚(鮭・鰹)を揚げ焼きにすることで、どちらも初めての挑戦。①は料理のイロハ的な本に書いてある通り(スマホで調べることもできますね)、②は魚片に片栗粉をまぶしてフライパンに多めのサラダ油を入れて。きつね色にはならずに綺麗な白になってしまいましたが、どうせ南蛮酢に漬けるんだから関係ないですね。タッパーに入れて保存。南蛮は買った方が楽だし、何より自分で作った方がお金がかかります。

 本日夜は、卒業生3人(58回生2人、63回生1人、全員医者)の飲み会@佐賀、に誘われているのです。バスで1時間超の帰り道に自信が無かったので、駅前のホテル1泊の予約をしてから参加(だから、明日は午前中を年休に)。
 西鉄K駅を14時台に出発するバス、酒造に寺社に遺跡に自衛隊、とガラス越しに見るだけでも愉しい車窓風景に時間を忘れる70分。途中乗車・下車するのは土地の高齢者ばかりです。

 バスターミナルからホテルまでは徒歩5分、チェックインの後で先ず大浴場で湯浴み。サウナもあったので確り利用しました(これで1泊4000円はお得です)。
 観光らしい観光をする時間は無さそうですが、若干時間に余裕があったので、佐賀駅構内の焼き物屋を訪問。有田も伊万里も波佐見(厳密には長崎県ですが)も置いてありました。やっぱり波佐見焼は他と比べてお値打ちです。「白山陶器」というところの平茶碗が(御飯だけでなくお菜、例えば今タッパーで保存している南蛮漬けを入れるのにも)使いやすそうで且つ柄も良かったので購入。他に、店員さんに「秋刀魚を置けるお皿」をお願いした時に出してくれたのが「一真窯」の平皿(私が持っている方形プレートにはめ込める物)だったので即決。前日の波佐見旅行で山の中の「一真窯」まで見学に行ったことなどお話しして愉しく。他に、男物(?)の塗り箸を一膳。

 割れ物なので一旦ホテルに戻って部屋に置き、そのまま出発して約束の店に……行く途中に10分だけ余裕があったので、道すがらの「玉屋」に入って迷わず売り場直進、肥前びーどろの売り場で黄色のビールグラスを1つ購入。自分用のお土産がふんだんです。
 さて、「佐賀を探そう」。主催者の58回生Fくんからは「佐賀駅徒歩10分にある街なかビル9階の見晴らしバー」と聞いていたので、繁華街へ向けて適当に足を進めれば地図に頼らなくても直ぐに場所が判りました。何せ、その高さの建物が他に無いのです。店には約束の10分前着でこれは私のデフォルト、待っている間に今日の予約の形態(単品注文)を店に確認して、人数分の取り皿・醤油皿などを並べたら、後はメニューを読んでどんなものがあるのかを確認するだけです(私が幹事だったら他の人が到着した後直ぐに何か食べられるように予め食べ物だけ作ってもらうよう注文するのですが、誘われた側がそれをやると差し出がましいので我慢)。私以外の3人は一緒に定時に到着。

 9/23は「自粛御膳」をお休み、佐賀の居酒屋「T」の個室で卒業生3人と。
 刺盛り・ポテトサラダ・梅胡瓜・だし巻き卵・蛸唐揚・和牛ステーキ・玉蜀黍天麩羅・鴨ロース焼き・チーズクラッカー・雲丹刺し。
 お店はやや高級で流石お医者さんの行きつけ……今回の参加者は、58回生Fくん・Oさんと63回生Iさんとの医師3人。Fくんとは常々飲んでいますが女性陣Oさん・Iさんとは卒業後初顔合わせです。FくんとOさんとは58回生同志で元より知り合い、OさんとIさんとは九大の医学部系サークルで5期離れた仲良しの先輩後輩、IさんとFくんとは現在の勤務病院が偶然同じ、という三すくみ(?)のネットワーク。
 Oさんは(58回生なので)高2~3年の現代文を担当、Iさんは(63回生なので)高1~高3の担任団・現代文担当、知らない人ではないのですが、何しろ卒業後初ですのでやや緊張……でしたが、多分、和やかに過ごせた(はず)。ただ、終わってみて振り返れば、医師3人から現場の興味深いお話を色々教えていただき、お返しのはずの私は女性陣に炊事の愚痴を垂れ流す、という会話の不等価交換っぷりが恥ずかしく。料理は美味、品数が多く見えますが、一皿ごとのポーションが少なく、且つ1軒3時間半で〆たのでこんなもんかなぁ、と。

 佐賀の夜はエンドレスで羨ましい。ただ、ご時世柄(最近こればっかり言ってる)ですので終宴後は真っ直ぐにホテル帰還(Fくんには2軒目に誘われましたがご遠慮)、健康睡眠。