ヒラメちゃんのプレゼント

 関川夏央『人間晩年図巻 2000-03年』読了、★★★★。山田風太郎の名著、平成版は関川夏央。一人一人の記述に割く分量が多く読み応えはあり、但し興味がある人物とない人物とで「読み応え」と「持ち重り」の振れ幅が大きく。
 豊田悠『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(9)』読了、★★★。悪くなかった(くらいしか言えないのを許して)。

 朝の台所で夕食の準備……っつってもお風呂が沸くまでの40分で洗い物までやるわけですから、出来る工程は大した物ではありません。以下、2つだけ。
 ・ニラポン酢……ニラ1束をみじん切り、ポン酢・豆板醤・ニンニク(1片を半分に切って包丁で叩く)と一緒にタッパーに入れ冷やす。
 ・もずく酢……トマト・キュウリを切って市販のもずく酢(三杯酢)と一緒にタッパーに入れる。

 11時に、自宅徒歩10分の所にあるカレー屋「S」で昼食。大川にある有名な店の姉妹店なのだとか。安くて美味しい穴場。ここのメニュー、一般的なカレー屋と「インドカレー」と「スリランカカレー」との表記(定義)が逆になっていてちょっと混乱します。隣の「コナズ珈琲」で食後の休憩。
 帰り道に、スーパー「A」に寄って食材の買い出し。自宅で荷物を下ろして、そのまま徒歩で学校に行きました。15時過ぎまで2時間ほど仕事。

 帰宅後、余った人参でグラッセを作ってみました。皮をむいて輪切り、バターと砂糖とで15分ほど煮詰める。我が家には砂糖が無かったので、昼の買い物の時にスティックシュガーを購入(500gだとか1kgだとかは多すぎるのです)。珈琲はブラックなので、調理用以外には使いません。
 グラッセなどを作った理由は、今日の夕食のヒラメをムニエルにするため。昨日のたまごサンド用にバターを開けたので、何かバターを使う調理に手を染めようと考えた結果。
 五目ご飯の「素」を購入、これは炊きたてのご飯に混ぜるだけ。平松洋子のエッセイで「温寿司」が出てきた所なので、今日は熱いままの酢飯を食べます(その後、タッパーに移して冷蔵庫で冷やします)。味噌汁の具は、ベーコン・白菜・ミョウガ。お椀1杯に切った具材を盛り(ちょうど1杯に入る分量にせよと土井先生が)、調理用の小鍋に移してラップをかけて冷蔵庫野菜室に入れときます。
 これで、「自粛御膳」の準備は完成。勿論、ビールタンブラー・日本酒グラスは昨日の内から冷蔵庫でキンキンになってます。

 3/29の「自粛御膳」。
 小鉢3種~平目ムニエル~一汁一菜。
 539蔵目・福岡「瑞穂菊」(五穀豊穣 純米しぼりたて)。
 小鉢の3種は、冷奴(ニラポン酢)・モズク野菜の酢の物・鯖おろし(セブンイレブン)。これにはビールを。ヒラメは小麦粉をまぶしてからフライパンで調理、ここから日本酒にシフト。最後のご飯は五目寿司で、味噌汁は直前に出汁(麦茶用の容器に、昆布とイリコで取った出汁を)お椀1杯分の水と一緒に温めます。「一菜」はスーパーで買った紫蘇昆布。
 「日本酒チャレンジ」、福岡の日本酒蔵は結構飲んだ気で居ましたが(30~40蔵くらい?)、その全てを取り扱っているという春吉「友添酒店」の存在を最近知って、そこにはまだまだまだまだ未踏破があるとのこと。今回は通販で2蔵のみ買いましたが、いつか実店舗にも行ってみたいものです。