ポロロッカ

 午前中の机仕事を書斎で行いながら、昼からのことを考える。日曜出勤しても良い(したら課題テストでも作成するかなぁ)、小旅行に出ても良い(前回が大牟田だったけれど今夏は柳川なんてどうだろう)、昼酒をしてもよい(佐賀の温泉湯豆腐があと2回分もある幸せ)。さぁどれにしようかと決めかねていたらチャイムが宅配を告げ、箱を開いてみたらリュウジおにいさんプロデュースの「バズレシピ」エプロンが出てきました。完全なる衝動買いでそれが証拠にポチって衝動が鎮まった瞬間に記憶から消え失せていたやつ、取り敢えず着けてみますぅ?
 ……ってなったらまぁ、湯豆腐とその後の鍋の具材を切りましたよね。

 8/21の「自粛ランチ」。
 温泉湯豆腐(チゲ鍋アレンジ~〆うどん)。
 3食分戴いたお中元の2回目はチゲ風に。先ずは普通に温泉湯豆腐、その後はコチュジャン・味噌を加えてチゲ鍋風に(具材は水菜・舞茸・豚肉・葱)、最後は冷凍讃岐うどんを〆に用いました。ビールと日本酒(新しい蔵の開栓はなし)。

 雑誌「小説トリッパー」最新号に掲載された、小川哲「君のクイズ」をまっぴぃの推しに身を委ねて。いや、面白かったです、★★★★★。ミステリ・復讐譚。これ、賞レースにノミネートされたりするかなぁ。
 生放送のクイズ番組で主人公と対戦相手とが7○3×の一騎打ち、互いに6○で並んだ次の問題で、問読みが問題文の1音目を口から発する前にボタンを押した対戦相手が(つまり問題文を1音も聞かずに)正解、優勝してしまった。これはあってはならない「ヤラセ」だったのかそれとも。
 昔、とあるTV番組の早押しクイズで「アマゾン川で/」の部分で正解を出し、後で出演者がフリップを使いながら何故そこで答えが確定できたのかを説明するという展開があったと記憶しているんですが、その説明を筒井康隆の「寝る方法」……とまでは行かないけれどもクイズを経験していない読者に分かるように細密に説明……したらこうなるのか、と眼から鱗ポロリ。
 但し、私は【ネタバレ回避で伏せ字】で活躍している人々の世界を全く知らないので、最後の或る部分の展開はこれが行動原理(損得勘定)として正しいのかどうかがよく分からずやや宙ぶらりんな読後感になってしまいました。で、この短編小説を読んだ後の感想(感慨)の大部分を占めたのは、先日(8/1)の日記に書いたラリー遠田の新書本を読んだ後の感想(感慨)とほぼ同じものでした(これもネタバレ回避で遠回りな書き方を)。

 8/21の夜は、自宅徒歩3分の中華「H」から自宅の半自粛ナイト。
 麻辣五目麺~ネバネバサラダ・あて盛り(自宅)。
 久々に「あて盛り」を準備したのですが、これは雑魚・納豆・もろみ・卵黄、という「賞味期限切れ4兄弟」の救済プロジェクト。救済のために連れてきたのは、北海道鵡川産胡瓜(51回生O氏)・味のり(69回生Yくん)・味付き山葵(「もりき」マスター)、という戴き物3種です。この合計7種類を小皿(宮崎・綾の陶房の黒天目銘々皿)にデコ盛りしたら、自分史上最強かというレベルで長もちするアテになりました(日本酒~焼酎、で2時間弱もちました)。自炊とは何か。