あなたと高潮を見たいの すぐ 話したいことがあるの

 『BRUTUS』が松任ユーミンの特集号を出すとのこと。今夏の山下達郎特集も誠実なものだったのでこれは期待大。今月下旬にはWOWOWで『深海の街』tourが放映されることも決定。50周年の企画はまだまだ続きそう。

 風呂の脱衣所の電球が切れてしまいました。新居購入以降、電球が切れるのは初めてですかね。こういう時にだけ役立つ高身長、手を伸ばせば天井の電球が取り外せます。学校近くのホームセンターで交換用の電球を買わなければいけませんが、持って行って「これと同じ物」と言えば良いのかな。

 本日は高校体育祭で授業無し。私はどの学年団にも所属していない身分で、職員室の中でも珍しく体育祭当日の仕事が一切ありません(練習・本番に伴う時間割変更パズルはやりましたけど)。例年なら、クロスカントリーの学校外警備だったり、生徒との二人三脚の出場要請だったり、装飾・応援団・チアの審査員だったり、何かしら小さな仕事を頼まれるのですが、今年はそんなお声がけも一切無く。ですので正直、今日はグラウンドを訪れる必要すらなく、実際に朝は1時間年休を取りさえしました。
 ゆったりとタクシーで通勤。裏門から入構したら、入口警備の高1の生徒に「保護者の方ですか?」と誰何されました。ジーパンにシャツという非常識な格好が悪かったんですかね。「教員です~」と返したら恐縮されてしまってこちらが申し訳なく。そのままグラウンドに入って、生徒たちのクラスTシャツの写真コレクションを。これ、毎年の楽しみなんですけれども、ここ数年はTシャツデザインの「ネタ」性が穏やかなものになってきててちょっと物足りない感じも。例えば、もう何年も前、校内模試の生徒向け講評がメチャメチャ厳しい世界史先生に私が「講評芸人」という渾名をつけたら、彼の担任していたクラスのTシャツが過去の講評における罵倒のベストセレクションになっていたのはとても面白かった思い出(先生からは文句言われたけど)。

 その後は、職員室に引きこもって机作業(授業準備・添削・時間割)を。コロナ禍前なら、こういうイベント時には卒業生(福岡・佐賀あたりの大学生)が大挙だったんですけれども、今日は入構制限があって不可。但し、平日は入構制限をしていないので、夏休み中の大学生がバンバン遊びに来ています。
 14時に仕事を切り上げて、タクシーで血痰ネーミングショッピングモール『You meタウン』へ移動。書店・食料品売り場で買い物をしてから帰宅。作り置きの「いつもの」惣菜を3品作成(ニラポン酢、モズク酢サラダ、茄子煮浸し)してこれは明日以降の御膳に。入浴、書斎で書き物。

 着替えてタクシーを呼び、JRのK駅経由で(同行2人をピックアップして)懐石「G」へ。今日は、TQC東京大学クイズ研究会)の2期下の後輩であるところのKくん、Fくん(深夜徹夜という双子の深夜くんの方)と飲み会のお約束が。京都から派遣されて2年半の福岡勤務を終えるFくんの慰労を、佐賀在住のKくんを交えて。

 9/10は「自粛御膳」をお休み、懐石「G」のコース。
 八寸~椀物~刺身~魚料理(鮎)~肉料理~魚料理(鰊)~飯物~デザート。

 今では『Quiz Knock』や『東大王』その他の影響で100人超規模の大集団になってしまったTQCですが、私の在籍していたミレニアム前後は1学年数人(多くて10人弱)の小規模集団で、大学構内ではともかく、夏合宿の旅館がどっかの大学のサッカー部だかと被った時は食堂で暫く陰口叩かれてた(テーブルに「クイズ研究会様」って書いてありましたからね)こともあるくらいの日陰者オタク扱いでした。ただ、集まった面々の個性才気は正に粒という「陰キャ梁山泊」だったんです(私はそういう知的な取り柄が一切無かったんで、18期では雑務担当の「副会長」になりました)。
 本日のテーブル(懐石4時間弱)も、Fくんの近況語りがいきなり面白く。激務の合間には正に名前通りの深夜徹夜で愛車疾駆の観光三昧、併せて今は日本でも珍しいレベルのコレクターになるほど「壺」に夢中……これは宗教の話ではなく『ドラクエウォーク』のこと……というのを訪れ先の小ネタを色々塗して話す、その「精一杯早口なのに話したいことが多過ぎて舌が全然追いついてない」語り口も大学の時のままでした。口調はそれと真反対に穏やかなKくんは、東京と地元佐賀との2拠点を反復横跳びで自社経営の日々……コロナ禍のリモート勤務態勢整備を機に佐賀滞在の比重を増やしたそう……でFくん同様バイタリティに溢れています。2人を鏡にしたら、厄年の衰えを嘆くばかりの自分が恥ずかしくなりますね。テーブルに2対1で向かい合って私は殆ど聞き役でした。

 2人をタクシーでK駅まで送った後、こっそり文化街のライブバー「A」を訪問したのは内緒。