お皿にならべ 変なのばかり

 スーパーで買ったキャベツ(半玉)を切ろうと思ったら、1枚捲った下に茶色く変色した噛み痕。数枚捲って、小さな小さな青虫が干からびているのを発見しました。「キャベツUFO」(とは言っても2匹ではなく1匹でしたが)を発見したのはコロナ禍で自炊を始めて以来初。まぁ、その部分だけ刳り貫いて捨てたら、食べる分には別に問題ないですよね。
 でもって、「キャベツUFO」から話題を転がすとしたら、フジファブリックの「銀河」がいかに素晴らしいかという話に行くか、『みんなのうた』の「メトロポリタン美術館」(大貫妙子)を新居昭乃さんがカバーしたバージョン(権利関係で、昔のアニソンカセット・CDにはしょっちゅうでした)がなかなかに良いという話に行くか(跳び過ぎ?)、それとも……とか色々考えてたら、流石はNHK、やってくれました。レッツ・マジカルバナナ、『みんなのうた』と言ったら「NHK」、「NHK」と言ったら『レギュラー番組への道』。
 1年ぶりに『レギュラー番組への道』の話題。去年は海道はじめ「スナッキーで踊ろう」で思いっきり楽しませてもらいましたが、今年のも凄いですね。某新興宗教団体を名指しで取り上げました、「危険なささやき」。明後日(9/23)夜の放送は時間帯的に酔っ払っててリアル視聴が難しいだろうから、録画して後日正座します。

 7時過ぎに徒歩出勤。今日から4日間(9/21~9/24)は財布内の1円たりとも旅がらすにはさせない、つまり現金を一銭も使わないつもり(長門湯本1泊2日の散財とのバランスです)。出退勤は徒歩、職場での水分補給は買い置きのペットボトル、自宅での食事は昨日購入の食材のみで(献立は既に決めてメモしています)。
 職場では授業が無く机仕事のみ。旅行中の感謝・日ごろの感謝で3人の同僚にお土産をお渡しして、後は添削をしたり時間割調整をしたり、先々の授業準備(プリント作成・印刷、板書計画)をしたり。

 来週の授業の準備。
 高1漢文で扱う韓愈「雑説」(伯楽の話)の資料プリントに、朝日新聞スポーツ部『高校野球 名将の流儀 世界一の日本野球はこうして作られた』(朝日新書2023年)を選択しました(タイトルがクソ程ダサいので使うかどうかちょっと迷いました)。先日書店の新刊コーナーで面陳列されていた新刊は高校野球界名将のインタビュー集らしく、それを「『高校』で『伯楽』っつーなら韓愈の資料に使えるんじゃね?」程度に覚えていて、今日の授業プリント作成時に試しに学校図書館で借りて読んだ……ら、横浜高校渡辺元智元監督(社会科教諭)の語る教育論が素敵で、読み通してみようかなぁ、という思いがむくむくと。「ブルペン」を外国人選手の名だと思っていたレベルの野球ゼロ興味人間に一冊読み通す資格があるのかは悩ましいですが。
 その渡辺先生、「24歳で母校・横浜高の野球部監督になり、甲子園で春3度、2度優勝。30代で大学(夜間)に通って教員免許を取得し、社会科教諭に」と新書内の来歴紹介に。30代から夜学で教員免許という決心と現実の努力と、ただただ仰ぎ見るばかりです(マザコンですが、私の中高時代に通信で佛教大学を卒業なさりケアに関する資格を取られた母君と重なりました)。目次に並んだ監督13人は一人も存じ上げませんでしたが、どなたのインタビューを資料に使うかは即決でした。

 夜は自炊、前述の通り、9/25の給料日までは我慢、我慢。長門湯本で買ってきた鉢碗を早速使ったら気分は良かったのですが、お高い陶器に最初に入れたのが「きりざい」(納豆と刻み野菜・漬物を和えたの)ってのはちょっと罰当たりだったかも知れない。同じく買ったばかりのオレンジ小皿に最初に載せたのが焼きイカ(マヨに七味)だったのも。
 718蔵目・島根「扶桑鶴」(純米にごり酒)。
 719蔵目・福岡「無法松」(特別純米酒)。