本日は授業無し。授業・特講のプリントの準備、時間割業務、教務部会議、等々。
 昼休みに野上弥生子の小説を借りようと図書館に行き、司書さんから鍵を借りて保存書庫の全集を漁ったのですが、気づけばエッセイ随想篇の小文、大岡信谷川俊太郎との対談、月報に寄せられた諸氏賛辞、等々を読みふけって1時間が経っていました。借りたのは、小説編の1冊、「笛」が収録されている巻です。趣味で折々に読んでいる戦前の国語教科書、京大入試過去問、を除いたら、旧仮名遣いで現代文を読むのは久しぶりかも知れません。

 夜は自炊。キムチ雑炊と冷奴とで缶ビール、豚しゃぶサラダ(レタス・胡瓜・ミニトマト・梨)からはスパークリングの日本酒へ以降。最後はコンビニカップデリのおからで芋焼酎。豚しゃぶサラダは久しぶりに国語科恩師先生から頂いた大皿に載せました(ちょっと緊張)。
 18時過ぎの時間指定で日本酒・焼酎(北海道の地酒屋のオンラインショップ)。北海道の未踏破蔵が2本、あとは大好きな熊本「産土」、久しぶりの福井「九頭龍」。埼玉「Bunraku Reborn」は初めてのラベルですが蔵自体は踏破済み、「彩來」が美味しかったのでこちらも飲んでみたくなったのです。焼酎は麦の一升瓶、大分「特蒸泰明」。

 野上弥生子「笛」。センター試験の切り取り方はやっぱり上手でしたね。この中盤部分を先に読んでいた私は、結末(乾いた描写!)よりも主人公(つね)の幼年時代の設定の方に「そうだったのか」と驚きました。