霧雨で見えない

 雨だったので朝はタクシー通勤にしたのですが、同じことをした誰かが乗った別のタクシーが構内で事故を起こしていて驚かされました(生徒、校舎2回からバシャバシャ写メってました)。私は車を運転しない(免許そのものを持っていない)ので感覚は分からないのですが、雨の日って本当に視界がきかないんですね。そのタクシー、恐らく坂道を降りていこうというつもりで進んだんでしょう、それが坂道ではなく階段だったせいで、数段進んだ(落ちた)ところでストップしたまま上下どちらにも身動きがとれなくなっていました。
 数「可哀想に、ドライバーはかなりのお歳でしたよ」
 私「あぁ、返納ですかねぇ」
 体「生徒に怪我が無かったからまだ良いけど、可能性としてはあった訳だし」
 私「もう子育ても一段落して老夫婦二人きりの台所。食事中にドライバーさんが『なぁお前、ちょっと話したいことがあるんだが』っつったらパートナーさんが『あらいやだ、何ですか急に改まって』みたいな」
 ドライバーにも夫にも親にもなったことがない人間の言葉だから浅い浅い。

 高1・高3の居ない学校はいつもよりやや静か。今日が令和3年度の授業最後の日で、明日は退任式・修了式、そして中学卒業式です。高3担当の私は淡々とデスクワーク。

 3/18の「自粛御膳」。
 野菜3種~中トロ刺~豚生姜焼き~煮麺。
 537蔵目・愛知「祥鳳」(大吟醸39)。
 作り置き(野菜・豚汁)に余り物(豚汁の余りをなんちゃって生姜焼きにしたもの)だけ。今回開栓のお酒は大吟醸ですが非純米(アル添)ですね。先日、Facebookで繋がっている職場の大先輩から「大吟醸(←多分、純米ではないアル添のお酒という意)は嫌いなんでしょ?」と言われたんですが、そんなことはないです。ただ、行きつけにして私に日本酒を刷り込んだ店である「もりき」が純米酒オンリーを貫く主義なんで、それを模倣しているだけの若造がショッてるように見えるだけです。