もつなべたべたた

 働かないことにしました。添削は命なので、昨日の文系二次対策の添削だけは朝の書斎でやりましたが、それ以外は何もしないぞ、と。

 近所に半年前に出来たサンドイッチ屋(多分、高い)が気になっていたので、お昼はそれを肴にすることに決めて初入店。1000円札1枚を握りしめて出かけたら、ハーフサイズのカツサンドが580円、卵サンド(ミニ3枚)が410円で、退店時には10円玉1枚を握ってました。一口食べて、「そりゃそうだよ、美味しくなかったら嘘だよ~」と口に出すオッサン。ビールかしゃぷしゅ~。
 安野モヨコ岸本佐知子ほか『ぐつぐつ、お鍋』読了、★★★★。「好下物」なる言葉を獅子文六に教わったのはこのアンソロジーです。面白い文章は幾つもありましたが、実際に食べてみたいなと思ったのは小泉武夫のた「納豆鍋」。具材には納豆の外にオクラや里芋や長芋やとあり、鍋の中はもうヌルヌルのトロトロ……というのを直ぐ艶話の方へ向ける文章は臭いが酷かったですけど、レシピには罪がありませんものね。
 加藤元浩『ないない堂~タヌキ和尚の禍事帖~(2)』読了、★★★。

 明日からの食材を買う時は、夜に西鉄に出ます。小料理屋「U」のカウンター。突き出しは蓮根チップス、その後はカツオ菜煮、無限長葱、最後に湯豆腐。昼に飲んだからか1本目のビールの味が薄く感じられ、2杯目は(この店では初めて)翆ジンソーダを注文したら「珍しい」と言われました。私より先に隣の常連さんが頼まれた湯豆腐の薬味(柚子胡椒・葱・柑橘・紅葉卸)を見て、私の湯豆腐の薬味は紅葉卸だけでお願いしたら、本日2度目の「珍しい」が出ました。こうなったら3度目もと、今度は狙いに行って家での鍋の〆はいつも「餃子の皮だけでしゃぶしゃぶをします」と言って「珍しい」を頂戴しました。
 おかげで、買い物メモに書き忘れていた「餃子の皮」を忘れることなく買って帰れました、お有難う御座います。